第32回学術総会終了の御報告と御礼
謹啓
春寒の候、皆様方には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
去る2月26日、北九州国際会議場におきまして、第32回日本禁煙推進医師歯科医師連盟学術総会を無事開催することができましたことを、ご報告申し上げます。
コロナ禍のもとハイブリッド形式での開催でしたが、約124名の方々にご参加いただき、現在進行中の厚労科研で得られた最新の研究成果、新型タバコの蔓延状況と健康への悪影響に関する科学的根拠、喫煙対策を推進する立場である自治体の受動喫煙対策テーマに、特別講演、3つのシンポジウム、6つの一般演題が行われました。いずれも、充実した内容で活発な意見交換が行われ、大変有意義な会となりました。
これもひとえに演者の方々、座長の労をお取りくださいました方々、そしてご参加くださいましたすべての皆様方のご協力の賜物と心より御礼を申し上げます。
リモート参加の方には、途中で音声が数秒途切れるトラブルが発生し、皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
また、このたびの学術集会では「根本的な受動喫煙対策推進」宣言を発出することができました。屋内、屋外、家庭、車内などあらゆる場所で「望まない受動喫煙」を発生させないこと、さらには、根本的な受動喫煙対策として喫煙率を低減させるために包括的な対策をさらに推進させていく、という方向性を改めて確認できました。
今後とも引き続き、日本禁煙推進医師歯科医師連盟にご支援を賜りますよう、
何とぞよろしくお願い申し上げます
末筆ながら、皆様方の益々のご健勝、ご活躍をお祈り申し上げます。
謹白
令和5年2月吉日
第32回日本禁煙推進医師歯科医師連盟学術総会 大会長
大和 浩