齋藤麗子連盟会長に、上川陽子法務大臣から感謝状が授与されました
日本禁煙推進医師歯科医師連盟会長、十文字学園女子大学健康管理センター長齋藤麗子名誉教授が8月25日、上川陽子法務大臣からの感謝状を愛光女子学園 後藤信之園長を通じて受けとりました。
愛光女子学園は全国初の国立の女子少年院で14 ~ 19歳の初等、中等の矯正施設です。感謝状は、齋藤会長が同学園において20年余にわたりボランティアで再喫煙防止教育を続けていることに対して授与されたものです。20年前に多摩地区の保健所長だった時に、つてを頼りに女子少年院に押しかけ健康教育を始めてからずっと続けているそうです。以前は常に30人から50人の生徒がいましたが、最近は園の生徒が減少しているのは逆に言えばよいことと思えます。
齋藤教授は「講義を始めた頃は、ほぼ全員が喫煙経験者であったのが、10年ほどたってから喫煙経験のない生徒が一人、二人と見つかりました。最近は喫煙経験がない園生が増えているため、飲酒の問題やおしゃれをしたために起こる種々の病気『おしゃれ障害』の講義も加えています。保護者を調査しますと全員喫煙者だったこともあります。家庭環境が影響することをしみじみ感じています。初めて聞く話に、女子たちはたいへん熱心に耳を傾けていて、やりがいを感じています」とのことです。